どうも、ぱぱらぼ所長のハナぱぱです。
僕もそうだったのですが、「今週末も家族の相手をしなければならない。」「家族が休ませてくれない。」と義務的に捉え、億劫に感じてしまい、なかなか家族の為に、自信を持って行動をする事が出来なかった時もありました。
ところが、「家族サービス」は考え方によっては、とても楽に、簡単に、そして身近な事が、家族から喜ばれるものだったのです。
それでは、より良い父親像に近づく為に、今回は「家族サービス」にフォーカスして、言葉の意味や、考え方、どの様な事が家族から喜ばれる家族サービスなのかを記載しました。
参考にして頂けたら幸いです。
1.より良い家族サービスとは!?
- 休みの日に子供を遊園地に連れていった。
- 皿洗いを手伝っている。
- 買い物に付き合った。
それでお父さんの家族サービスはおしまい。
果たしてそれでいいんでしょうか?
では、理想的な「家族サービス」とはどんなものを想像しますか?
それでは、その理想に近づく為に、より良い「家族サービス」とはどういうものなのか調べてみました。
1-1:家族サービスという言葉
「家族サービス」という言葉を聞いて、皆さんはどう感じますか?
よく聞く言葉でもありますが、「お父さんが家族の為にする事」と思いますよね。
しかし「家族サービス」という言葉、なんか違和感があります。
そこで言葉の意味を調べてみました。
1-1-1:サービスの意味
まず、サービスという言葉の意味を調べてみます。
サービス【service】 の意味
[名](スル)
1 人のために力を尽くすこと。奉仕。「休日は家族にサービスする」
2 商売で、客をもてなすこと。また、顧客のためになされる種々の奉仕。「サービスのよい店」「アフターサービス」
3 商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること。「買ってくださればサービスしますよ」
4 運輸・通信・商業など、物質的財貨を生産する過程以外で機能する労働。用役。役務。
5 ⇒サーブ1
類語 奉仕(ほうし) ボランティア ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
関連語 アフターサービス引用:デジタル大辞泉
ネット上で調べますと、どのサイトも同じような意味を唱えています。そして人に尽くすという事が書かれています。
ser・vice【[派]←serve(動)】[名]❶公益事業 ❷官公庁業務 ❸サービス業 ❹接客、対応 ❺奉仕、貢献 ❻点検 ❼(専門的)業務 ❽兵役:軍 ❾礼拝 ❿(バス・列車などの)便引用:ジーニアス英和辞典
基本的には、「これを買ってくれたら〇〇をサービス(付け足す)します」や、「今なら〇〇をサービス(付け足す)します」といったビジネスの用語でよく使われていて、奉仕するという意味で汲み取れます。
人に尽くすという事が書かれていますので、「家族」という言葉に当てはめることは、言葉としては問題が無いですね。
- やりたくないけどやってあげる
- わざわざやってあげている
- お金をもらうべきなのに無償でやってあげる
1-1-2:家族サービスという言葉は「ママは怒る?」
実は「家族サービス」という言葉を嫌うママさんがいらっしゃいます。
その理由に、
- 「家事や子育ては母親の役目だ」
- 「本当は面倒でやりたくないがやってあげる」
- 「仕方ないからやってあげる」
- 「こっちは疲れているのに家族との時間を作ってやっている」
- サービス=付け足し
「家族サービス」という言葉の背景に上記の様な感情が見えるというのです。
それと、「家事・育児を手伝う」この言葉も危険です。
「家事・育児は、母親がやるもの」が「手伝う」の言葉の中に自動的に入ってしまっています。
使っている人は何の悪気も無く、その言葉を使っていると思いますが、「ビジネスでの言葉」というイメージが強いので、上記の様に連想しやすくなっているのではないでしょうか。
実際に、家族サービスをしてやっているという上から目線な感覚を感じ、口論になってしまい「生活が出来ているのは誰のおかげだ。」などとNGワードを言ってしまい、夫婦仲が悪くなる原因にもなっているそうです。
(参考:夫婦の関係と夫婦の会話に関する調査 – ゲンナイ製薬株式会社=7P=)
この様に、ママさん達には印象の良い言葉では無い事が分かります。
1-1-3:家族サービスという言葉は「パパは使いたい?」
僕もそうなのですが、パパのみなさん達は「家族サービス」という言葉を使うと、何かと都合がよかったりしませんか?
都合が良い理由
- 休日も家族のために行動している事を周りの人や外の人にアピール出来る
- 上司の誘いを断る時
- ママにやって貰っているお返しに
- 細かな内容を家族サービスという言葉の中にまとめられる
この様な理由があると考えられます。
ただ、上に記載した事もありますので、使う場合は場所と場面を考えながら使用する事をおススメします。
ただ、あまりにも強くアピールをすると、ウザいと思われかねませんので、注意が必要です。
1-2:子供への気持ち
仕事が大変で「家族サービスなんて疲れて面倒臭い」と思ってしまう。
・・・でもちょっと待って下さい。
子供にしてみたら、「パパやママと一緒に遊びたい。」ママだって「一緒に楽しく過ごしたい。」と思ってるハズです。
共働きで、「仕事してるから子供の相手はそっちがやって」という、夫婦お互いが押し付けあう考えだと、凄く寂しく義務的な感じがします。
その様な親の考えを子供は感じ取り、その考えを感じ取った子は、どの様に親を見るのでしょうか。
ついつい日常生活のなか、なあなあに流してしまいがちですが、一度立ち止まり、子供が「この言葉を聞いたらどう感じるのか?」を考えて、言動や行動する事が大切な事だと思います。
1-3:普通の生活が家族の為になる
例え共働き夫婦だとしても、父親が家事をしたり育児をすることは、サービスでもボランティアでも無く、お風呂に入ったり、歯を磨いたり、食事をしたりする事と同じで、生活そのものです。
お出掛けは非日常的な部分もあるかもしれませんが、家事や育児はまさに生活のサイクルですよね。
そのサイクルの内容の一つでも怠れば、サイクルの形が変わり、場合によっては崩れてしまう事も考えられます。
ですので、お互いが協力してやりあい、助けあって生活をしていくのが、より良い家族サービスだと言えるのではないでしょうか。
家事は、やり方、考え方によっては楽しみながら出来てしまいますので、億劫がらずにやってみてください。
意外と楽だったり、子供と一緒にやったりして(競争したりして)楽しむ事も出来ますよ。
1-4:ズバリ‼家族サービスとは!?
そうは言っても子供と一日中遊んだり、家事を率先してやる事だったり、お出掛けで長時間運転をする事って、結構疲れますよね。
子供が言う事を聞かなかったり、ちょっとした事でママとケンカしたり、イラッとしても我慢して抑えたりする。
せっかく取った休暇でリフレッシュしたいと思っても、実際は疲労が残ったりしませんか。
でも、それは全てパパ自身が求めて選んだ事で、「自分自身のため」だったりします。
「せっかくの休日に家族サービス面倒くさい」といった考え方では無く、「自分のために」という考え方にしてみれば、家族サービスというものは悪いものではありません。
仕事で疲れていても、予定が狂っても、頭に来ても、我慢するとしても、子供たちやママの笑顔を見たくて何かをしてあげたくなる。
子供の好きそうなジュースや、ママの好きそうな食べ物などを選ぶ事と同じ。
つまりその感情や行動は、「してあげる」では無く「喜んでもらいたくて」、「自らがしたい」と思い、自然とやっている事であって、パパ自身の家族に対する愛情表現になっているのです。
2.みんなどんな事をしているの?
パパのみなさん達は具体的に家族サービスは何をしているのでしょうか。
会社の同僚、先輩や後輩、知人に協力をしてもらい、無作為に会社勤めのパパさん100人に、家族サービスは何をしているのか聞いてみました。
ショッピングモールでは、ママの買い物を付き合ったり、フードコートでお昼を食べ、ショッピングモール内のゲームセンターで遊んだりと言うのが定番となっているようです。
自宅内では、TVゲームで遊んだり、DVD鑑賞、本を読んだり、おままごとをしたりして過ごしているそうです。
また、午前中はスーパーで買い物をしてパパがお昼ご飯を作り、午後はショッピングモールや、公園に行く事が日課になっているというパパさんもいました。
※ご協力頂いたパパのみなさま、有難う御座いました‼
3.お出掛けは最も父親らしい!?
お出掛けは思いで作りに最適です。
子供との距離も近くなり、パパの存在感も強く感じやすく、ママにも好印象に思われやすいです。
そして、お出掛けでは企画力が必要となります。
企画力と言っても難しく考える必要は全く無く、思い出となれば良いのです。
失敗をしたとしても、重大な事故さえなければ、その失敗も思い出になります。
思い出って人それぞれで、何が良い思い出になるか分かりませんので、なるべく色んな経験をさせてあげたいと思うのが親心です。
そしてお出掛けは、荷物を運ぶ事だったり、車の運転だったり、パパが必要とされる事が多く「父親」としての見せ場がとても多いものでもあります。
では、パパの見せ場を意識した上で、どのようなお出掛けがあるのか見ていきたいと思います。
3-1:公園で子供の気持ちをパパで独占する
公園で子供と一緒に遊ぶ事は、普段ママにぴったりな子も、この時だけは子供の気持ちでママに勝つことができ、子供の心をパパで独占する事が出来てしまいます。
ここで大事なことは、子供と童心に帰って遊ぶ事です。
「周りの目が気になる」と言う方にお伝えしますが、思っているほど誰も見ていませんし、気にも留めていませんので、是非子供と一緒に心から楽しんで下さい。(帰りの体力は残しておいてください。笑)
子供との仲はもっと深くなるハズです。
そして何故か、子供が素直に言う事を聞いてくれる様になりますよ。
3-2:テーマパークで子供の笑顔を
テーマパークは子供の喜ぶものばかりです。
有料のものも多く有りますが、出来る限り子供のやりたい事をやらせてあげたいですよね。
「親の言うことを聞く」「約束を守ること」を条件にして、やらせてあげるというのも一つの手です。
上の”3-1:公園で子供の気持ちをパパで独占する”でも述べましたが、子供を心から楽しませる為には、やはりパパ自身も楽しむ事が大事です。
その楽しんでいるパパの姿を見て、ママもお子さんも自然と笑顔になるでしょう。
3-3:自然を経験させる
自然体験は、子供の積極性や人間性が高くなると言われます。
出典:独立行政法人 国立青少年教育振興機構「青少年の自然体験に関する実態調査」(平成15年度)
この様な調査結果からも分かる通り、自然体験は子供の成長への影響も大きいので、是非自然の偉大さを五感で感じさせましょう。
昔パパがやっていた川遊び、山遊び、海遊びを教えるのも、子供にとってはとても魅力的です。
なんといっても、パパ自身が得意なのでパパが一番熱中してしまい子供がついていけなくなってしまう事が心配です。(笑)
そして、子供の思い付きの遊びや、質問、疑問に付き合う事が大事です。
子供の好奇心を伸ばすことができ、探求心も強くなります。
あと、バーベキューは家族みんなで楽しめます。
食材は揃えないといけませんが、道具はレンタルもあります。
火おこしなどパパの見せ場が多い事もそうですが、意外と手軽に出来ちゃうところがおススメです。
3-4:旅行で家族に起こること
旅行は家族間を深めて、印象に残る思い出を作りやすいです。
せっかく行く旅行です。企画やプランを立てる事をおススメします。
出発前に、行先に何があるのか、どんなものが名物で、その土地の食べるべきものや、行くべきところ等、行先の事をほぼ把握出来る事と、プランを立てる事で気持ちが高ぶります。
企画・計画する前は面倒だと思いますが、作り始めると妄想が膨れ上がり意外と楽しいですよ。
しかも現実がプラン通りになり、家族が楽しんでいる姿を見ると、その楽しさは2倍になり、「次の企画もパパに任せろ」となります。
そんな前のめり状態のパパといたら、絶対楽しいと思いませんか?
ママが幸せ感を感じやすいのも旅行ならではです。
3-5:季節やイベント毎の場所で思い出作り
ハロウィンやクリスマス、七夕や正月、バレンタインだってそうですね。
それぞれのイベントをやることによって、1年を家族で楽しむ事ができます。
毎年訪れる事なので、準備もしやすいし、一度揃えてしまえば、出費の少ないイベントもあります。
そして夏は海やプール、冬は雪山やスケート場など、その時期にしかできない事は子供だけでは無く、大人も楽しめるのでおススメです。
4.家事をやる事は一石二鳥!
一見、面倒そうな家事ですが、やると意外と楽しめちゃったりします。
「女性の仕事」とイメージする方が多いと思いますが、パパが億劫に思う事は、ママも億劫に思う事です。
だからこそ率先してやることにより、ママさん達に好印象を与える事が出来るので、一石二鳥なのです。
4-1:掃除は楽しい?
やりだすとハマってしまうのが掃除です。
テレビを見ながらや、音楽を聴きながら掃除をするのも、おススメです。
録画しておいた好きなテレビ番組を見る時間、音楽を聴く時間になるという事になりますので、苦に感じません。
むしろ、音楽を聴く事で気持ちが上がり、作業が速くなったりします。
「もう終わり?」と思い、まだ音楽を聞きたいが為に、違う家事で出来る事を探してしまうなどという事もあります。
あと、こだわりの掃除道具を買ったり、自作する事も、やる気が出たり楽しく感じることの一つです。
ダイソン掃除機と、窓掃除に役立つ水滴切りワイパー。
出ました!マツイ棒と、角ばった隅のところの掃除に役に立つスポンジを切った物。
4-2:家事の中で洗濯が一番行動に移しやすい
掃除とは違い、同じ場所に留まる時間が比較的長いのが洗濯です。
洗濯物を畳む時など、掃除の時より集中してテレビや音楽が聞けます。
洗濯機を回し、終わるまでの時間に他の事が出来たり、作業時間が他の家事に比べると、とても短い事が洗濯の良いところです。
洗濯機を回している間は、実質作業をしていませんから、とてもハードルが低く取り組みやすいです。
あまり家事をしていなかったパパさんは、洗濯からやり始めるのが良いかもしれません。
4-3:料理が出来る人は仕事も出来る人!?
家事の中でも、この料理だけが唯一のものづくりになります。
企画、調達、制作、盛付けはまさにクリエイティブな要素です。
改めてこう考えると、仕事で慣れているし、ワクワクしませんか?
お父さんの良いところばかり出そうですよね。
自分の好きなものを並べる事も出来ますし、なにより「美味しい」と言ってもらえると作った甲斐があります。
そして、食べ終えた後の食器洗いは家族全員でやれば良いのです。全員でやれば本当に「あっ‼」と言う間に終わりますよ。
4-4:子供も一緒に
家事は誰がするものなのか?
親がするのは当然ですが、生活をする全員でするものですよね。
乳児以外の子供達もする事が当然です。
子供に何故させないのか?それって親の都合だったりしませんか?
上手に出来なかったり、遅かったり、失敗するからといってやらせないのは、親の都合です。
子供が自主的にやりに来たら、絶対に拒否をしてはなりません。自主性を大切にして下さい。
「家事をやる事が当たり前」と思ってもらう為に、子供は親の真似から始めるという事を思い出し、パパやママ、全員でやる事を子供に見せましょう。
5.育児は育父!?
それだと仕事にもマイナスだし、家族にもマイナス、パパ自身も辛いし、全てがマイナスです。
だったら、「パパは仕事で疲れたから、今週の休みの日は家でゆっくり休ませて欲しい」と正直に言う事をおススメします。
ママに、子供に対する中途半端な態度を見せるより、確実に誤解されないですし、子供達にも「そんなに仕事って疲れて大変なものなんだ」と、我慢をしようと忍耐力が付きます。
もちろん、「休ませて」を毎週言っていたら、完全なるかかあ天下になってしまいますのでほどほどに・・・。
5-1:成長に大事なこと
「寝る子は育つ」と言う通り、子供の睡眠はとても大切なものです。
なるべく睡眠時間を多く取らせる様に心掛けましょう。
あと、パパとのコミュニケーションやスキンシップは、子供の社交性を大きく養うと言われています。
子供からすれば、パパは初めての他人となるからです。
コミュニケーションと言っても、子供と話しをするだけです。
そうする事で自尊心や、社会性が育つ事に繋がります。
5-2:マインドで自分を変える
仕事を優先にしているパパさんに特に読んでもらいたいのですが、子供と一緒に休日を過ごす時間は徐々に減っていきます。
平日はゆっくりと遊ぶ時間が無くて、休みの日くらいしか遊びに連れて行ってあげられないのが現状だと思います。
子供が小さいうちですと親と遊ぶ事が当たり前ですが、そのうち友達同士で遊ぶ事の方が楽しくなって、親が頼んでも遊んでくれないなんて事があるかもしれません。
その先も中学生、高校生になったら、部活や受験などもあり、家族でお出掛けをする事自体、難しくなるかもしれません。
そう考えると、一緒に遊べる小さいうちに、いっぱい思い出を作りたいですね。
そして、「家族サービス」は、考え方次第で自分のパワーになります。
例えば、気分転換に子供と遊んで楽しんだり、奥さんも交え家族みんなで楽しむことで、仕事の疲れが癒され、気持ちの疲れを取ってくれている。
パパを支えてくれている家族がいるから、仕事が出来ていると感謝する事で、また次の週を乗り切る事が出来る活力を得られる。
結果「家族サービス」は、自身も楽しむパパの自己満足や、活力のエネルギーチャージなのです。
たくさんエネルギーを補給すれば、より喜ばれる。
そう考える事で、次の休日も待ち遠しくなると思います。
5-3:自分自身への影響
育児をする事は、実はパパ自身にも良い事なのです。
子供がいてくれる事で、パパの心を何度も奮い立たせてくれます。
子供は思いがけない行動をする事も多く、大変に思う事もあるかもしれませんが、でもそれは当たり前の事なんですよね。
何も知らない、出来ないという事が当たり前なので、やってみて初めて良い事、悪い事が分かる様になります。
親はしっかりと子供を見守って、良い事・悪い事を判別してあげなければなりません。
教える事で成長していく、それを見るだけでもとても楽しかったり感動すると思いますが、出来る限り幸せにしてあげたいと思うのが親心ではないでしょうか。
「この子のために」の考えが原点になり
⇓
”ママの幸せ”
⇓
”家族の幸せ”
⇓
”パパの行動”
⇓
”仕事の成果”に繋がり、パパ自身の心のモチベーションを高めさせてくれ、パパ自身が成長し、自分自身の為になっているのです。
まとめ
最近では、社会的にも男性の育児に対する考え方が変わってきています。
男性でも育児休暇をとる事が出来る企業が増えていて、昔より取得する方も増えてきているそうです。
厚生労働省の2015年度の雇用均等基本調査結果によると、男性の育児休暇取得率が2.65%で、1996年度の統計開始以来、過去最高となった。調査は従業員5人以上の5850事業所を対象に、13年10月1日から14年9月30日までに配偶者が出産し、15年10月1日までに育休を開始した男性の割合を調べた。(出典:毎日新聞)
上記の調査結果から、男性の育児休暇の取得率が26.5%では無く、たったの2.65%です。
この数字を見る限り、男性の育児休暇取得率はまだまだ少数派だという事が分かります。
「業務に裁量があり、上司や同僚の理解も得られ、そして職場へ復帰後も従来と同様のポストが確約されている。」そんな極少数の人間しか、育児休暇を取得する事が出来ない状況といっても過言では無いと思います。
そのためといっては何ですが、育児休暇など関係なく、普段からの家族に対してどう接するのかが、パパ自身の幸せに繋がるのではないかと思います。
極論、もう家族のためにする事は全てが「家族サービス」です。
休日の日に、寝るだけで終わると「休日なのに何もしていない、もったいない、家族の為に何もしていない」と罪悪感が残ります。
「そんな思いをしたくない」と自分の為に何かをやる事が、結果的に家族の為になっているという事もあります。
何の為に「仕事」をしているのか、何の為に「家族サービス」をしているのか。
よく考えてみると、どちらの理由も同じ理由ではないでしょうか。
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